§ 21.6. 環境変数
SML#コンパイラは以下の環境変数を参照する.
- SMLSHARP_HEAPSIZE
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最小および最大ヒープサイズのヒントを,この順番でコロンで区切って 並べ,バイト単位で指定する. ヒープサイズには接尾辞K(キロ),M(メガ), G(ギガ),T(テラ)を付けることができる. 最大ヒープサイズは省略することができる. その場合,ヒープの動的な拡張は行われない. デフォルトは “32M:256M” である. もしメモリ不足でコンパイラが中断したならば,この環境変数を設定し ヒープサイズを増やしてみると良い.
- SMLSHARP_VERBOSE
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ランタイムのverboseモードを0から5の整数で指定する. デフォルトは2である. 主にSML#コンパイラの開発用である.
- SMLSHARP_LIBMYSQLCLIENT, SMLSHARP_LIBODBC, SMLSHARP_LIBPQ
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SML#が動的リンクするデータベースライブラリのファイル名を 指定する. 実行環境における代表的な名前がデフォルトで指定されている. SML#のデータベース機能を使用したときにライブラリのロード エラーが発生する場合,これらの環境変数を設定する.