SML# - Tutorial/001 Diff

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プログラム開発には,
* 強力なテキストエディター
* コンパイラ
を用意する必用がある.

これらは伝統的に,Unix系OSのために開発されたものが多いが,現在では多く
のものがWindowsにも移植されていて,少々努力して準備すれば,Windows上で
も快適なプログラミングを楽しめる.このチュートリアルでは,それらの組み
合わせの中から,簡単でしかも本格的なプログラミングがはじめられることを
基準に,プログラミング環境構築の例を紹介する.

!  Emacsテキストエディタの準備.

プログラミングは,
* テキスト形式の文を書き,
* コンパイルしテストをし,
* 修正する,
という作業の繰り返しであり,その大部分の時間はテキストエディタとの付き
合いとなる.そこで,強力でカスタマイズ可能なテキストエディタの選択が重
要となる.

私は,
# 複数のバッファの操作
# ディレクトリなどのファイルの管理
# コンパイラなどのコマンド起動
# 柔軟なカスタマイズ機能
を備えた強力なエディタであるEmacs系テキストエディタを強くお勧めする.
使い始める時に少々練習が必用であるが,使いこなせば,プログラム開発の強
力な道具となる.
もちろんプログラム開発のみならず,LaTeXによる複雑で緻密な論文の執筆な
どにとっても書かせない道具である.


! Meadowのインストール

日本語環境などがよくサポートされたWindows上のEmacs系のエディタに
[[Meadow|http://www.meadowy.org/meadow/]]がある.
以下の手順でMeadowをインストールしよう.
# フォルダ作成 --- Meadow関連のファイルを格納するフォールダC:\Meadowを作成する.
# ダウンロード  --- [[Meadowsのダウンロードページ|http://www.meadowy.org/meadow/netinstall]]に行き,''setup-jp.exe''(3.00版も十分安定していると思われる)をC:\Meadowに保存する.
# インストール  --- C:\Meadowを開き'''setup-jp.exe'''をダブルクリックしてネットワークインストールを実行する.すべてデフォールトでよい.
# カスタマイズ --- MeadowのアイコンをダブルクリックしてMeadowを起動し,以下の設定を行う.
## Option -> Mule -> Select Language Environment -> Japaneseを選択する.
## Options -> Show/Hide -> Toolbar これは好みでオフにする
## Option -> Save Option これでC:\Meadow\.emacsに設定がセーブされる.これで次回から日本語が使える状態で起動される.

以上のインストール処理で作成されたMeadowのアイコンをダブルクリックすれ
ばMeadowを起動できる.
Meadowを使い始める前に,以下の手順でキーボードをEmacsが使いやすいよう
にカスタマイズすることをお勧めする.

! キーボードのカスタマイズ

Emacs系エディタでは,文章の中の編集ポイントの移動や文字列の操作など種々の
操作をコントロールキー(Ctrlのラベルを持つキー)とメタキー(Altラベル
を持つキー)を使ってを行う.特にコントロールキーは多用される.しかし,
日本語配列のキーボードではコントロールキーが操作しにくい位置にある.
そこで,Emacs系エディタを日本語キーボードで使用するためには,
あまり使用頻度のないCaps LockキーとCtrlキーを入れ替えておくと,操作の
効率が上がり便利である.

これらキーの割り当て変更をユーザごとに簡単行うことができる
''AltME''をインストールしよう.
[[AltMEの作者のページ|http://www.chombo.com]]

[[AltMEダウンロードページ|http://www.chombo.com/download.html]]
からZIPファイルをダウンロードする.
Windows XPならALTIME315.ZIPである.

このALTIME315.ZIPをすべて展開し,そこにあるAltME.exe(ひまわりのアイコ
ンのプログラム)をダブルクリックすると,設定画面がでるので,
そこの「CtrlとCaps Lockを入れ替」をチェックしOKを押す.さらに,Meadow
では半角と全角の切り替えはCtrl-\で行うように設定されているので,
好みにより「Escと半角/全角を入れ替え」をチェックするとEscが使いやすく
なる.

この後,AltME.exeのショートカットをスタートアップフォルダに入れておけ
ば,ログインする毎に,キーボードの変更が有効になる.

!Meadowの練習
それでは改めてMeadowを起動し,Meadowの使い方を学ぼう.
MeadowアイコンをダブルクリックするとMeadowが立ち上がり,ウインドウが表
示される.

Emacsエディタは,そのほとんどの操作を,マウスやメニューなどのグラフィ
カルインタフェイスではなく,キーボードのキーの組み合わせによって行う.
このため種々のキー操作を覚える必要がある.Meadowを含むEmacsエディタに
は,この学習のためのチュートリアルが用意されている.これは,私がたしか
198x年ころにEmacsを使い始めた時からついているよくデザインされてい
るチュートリアルである.このチュートリアルを受講しよう.「Help」メニュー
の先頭の「Emacs Tutorial (C-h t) 」を選択する.上記のインストール方法
とそれに続く設定を行っていれば,メニューは英語であるが,チュートリアル
は日本語で表示されるはずである.2,3時間掛けてこのチュートリアルをこ
なせば,Meadowを使ったファイルの作成と編集を一通りできるようになる.

さらに,このチュートリアルに加え,以下の機能を学習しておこう.
!! shellコマンド
これは,MeadowからWindowsのコマンドプロンプトを使うためのコマンドである.
 M-x shell
と打鍵すると*shell*という名前のバッファが作られる.このバッファは,
Meadowのキー操作ができる以外に,コマンドプロンプトウインドウと同様の振
る舞いをする.Enterキーを押すと,その行がWindowsのコマンドプロンプトプ
ログラムに送られ結果が表示される.詳しい機能の説明は,このバッファで
M-x describe-mode
と打鍵すると読むことができる.(ただし英語である.)
!! ディレクトリ編集モード
個々のファイルの作成や編集以外に,フォルダ内のファイルのコピーや名前変
え,削除等の操作をMeadowから簡単に行うことができる.ファイルの編集の代
わりに存在するフォルダを指定すると自動的にこのモードとなる.
 C-x C-f
の後ファイル名を入れずにEnterキーを押しdiredモードを起動した後
 M-x describe-bindings
を実行しキーバインディングを学んでおこう.よく使用するキーには以下のものがある.
* n --- カーソル(操作対象ファイルを指す)を下に移動
* p --- カーソルを上に移動
* f --- find-file (ファイルの編集)
* d --- 削除フラグをつける
* x --- 削除の実行
* C --- ァイルのコピー
* R --- ファイルの移動
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エディタが準備できたら,次は,[[C言語の環境を整備しよう|Tutorial/002]].
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