(4)作業用フォルダの作成と環境設定

[ トップ | 目次 | 前ページ | 次ページ ]


今回は,MLとCのプログラミングを快適に行うために,作業スペースを作成し,その状況をSML#コンパイラとMeadowエディタに知らせる作業を行う.

フォルダの作成

SML#とCのプログラムソースファイルや実行時ライブラリファイルなどを格納するフォルダを以下のように作成する.

  • C:\SMLSharpAndC --- ルートフォルダ
  • C:\SMLSharpAndC\sml --- MLソースファイル用フォルダ
  • C:\SMLSharpAndC\c --- Cソースファイル用フォルダ
  • C:\SMLSharpAndC\dllLib --- 動的リンクライブラリ用フォルダ
  • C:\SMLSharpAndC\smlLib --- SMLライブラリ用フォルダ

さらに,ルートフルだのショートカットをデスクトップに作成しておくと便利である.

環境変数の設定

これらフォルダを以下の環境変数に設定すると,これらフォルダとともにMeadowやSML#コンパイラをより快適に使用することができる.これら設定は各ユーザ固有のものなので,ユーザの環境変数に設定する.

  • 環境変数PATHを作成しC:\SMLSharpAndC\dllLibの値を設定する.もしすでPATH変数が存在すれば,その先頭にC:\SMLSharpAndC\C\dllLib;を追加する.この設定は,SML#からCの関数を呼ぶための動的リンクライブラリのサーチパスの指定である.
  • 環境変数SMLSHARP_LIB_PATHを作成し,C:\SMLSharpAndC\smlLib;C:\Program Files\SMLSharp\lib\smlsharpの値を設定する.この設定は,SML#コンパイラがSML#のソースコードやコンパイル済みのライブラリファイルのサーチパスの指定である.

Meadowの作業フォルダの設定

今後のプログラム開発の起点はC:\SMLSharpAndCフォルダである.そこで,Meadowにこのフォルダを作業フォルダとするように指示しておこう.これは,Meadowのアイコンを右クリックし,「プロパティ」を表示し,作業フォルダの値をC:\SMLSharpAndCと設定すればよい.

ファイルの作成と属性の設定

以上でプログラム開発のワークスペースが整った.では,Meadowエディタを起動して,以下の手順でファイルを作成してみよう.

SMLソースファイル

Meadowエディタで存在しないファイルを編集しようとすると,自動的にファイルが作成される.C-xC-fキーストロークでfind-fileコマンドを実行すると,MeadowはミニバッファにFind file: c:/SMLSharpAndC/と表示され入力待ちとなっているはずである.そこで,ファイル名test.smlを入力し,ファイルを作成してみよう.

中身は何でもよいので,ここでは,

"Hi, there!";

としておこう.バッファを書き出し,Meadowを終了し,'''C

\MLSharpAndC\smlフォルダを見ると,test.sml'''ファイルができてい

るはずである.

この拡張子を持つファイルはMeadowエディタで作業をすることをWindowsシステムに通知しておくと,smlの拡張子を持つファイルをダブルクリックするだけでMeadowが起動され便利である.そのためには,右クリックでこのファイルのプロパティを開き「プログラム」をMeadowに設定する必要がある.Meadowの実行プログラムはC:\Meadow\bin\RunMW32.exeである.そこで,「参照」ボタンをクリックし,このプログラムを探しそれに設定する.設定が終わったら,test.smlをダブルクリックし,Meadowが起動されることを確認しておこう.

Cソースファイル

同様にC:\SMLSharpAndC\Cフォルダにtest.cファイルを作成し,同様の設定を行っておこう.

Meadowのshellモードの起動

最後に,Meadowのshellモードを起動しshellコマンドでファイルを確認してみよう.

dir

とコマンドを入力してみよう.以下のような出力が得られるはずである.

c:\SMLSharpAndC\sml>dir
dir
 ドライブ C のボリューム ラベルは xxxxx です
 ボリューム シリアル番号は xxxxx です

 c:\SMLSharpAndC\sml のディレクトリ

2007/04/19  13:09    <DIR>          .
2007/04/19  13:09    <DIR>          ..
2007/04/19  13:02                15 test.sml
               1 個のファイル                  15 バイト
               2 個のディレクトリ  xxxxxxxxxxxxxx    バイトの空き領域

c:\SMLSharpAndC\sml>

もちろんdir以外にも,コマンドプロンプトで使用できるコマンドは何でも使用できる.

type test,sml

と入力してファイルの中身をプリントしてみよう.


以上で作業環境は一通り整った.ではいよいよ初めてのMLプログラム初めてのCプログラム を書いてみよう.


[ トップ | 目次 | 前ページ | 次ページ ]