学部4年生、修士・博士課程の教育

学部4年生

前半の約半年間は,ゼミ形式で,卒業研修の基礎となる以下の分野を学ぶ.

  1. プログラミングSML#を用いてプログラミングを学ぶ.後半では,プログラミングプロジェクトに取り組む.過去のプロジェクト例:
    • ハッシュライブラリ
    • グラフ操作パッケージ
  2. 基礎理論 :「アルゴリズムとプログラミング言語」の輪講形式で,ラムダ計算の基礎を学ぶ.今後の研究の動向や興味によっては,データベースの基礎に関する輪講も取り入れる予定.
  3. 最先端の話題:最近の国際会議の論文から,モーバイル計算,型主導コンパイル,XMLプログラミング等,興味深い最近の動向を学ぶ.輪講で扱ったトピックの例:
    • Conncurrent MLの実装に関する最近の論文
    • Ruby on Railsに関するチュートリアル
    • 分散ハッシュテーブルに関する論文
    • MapReduceモデルのためのSawzall言語に関する論文
    • RESTアーキテクチャ

この過程で各自研究テーマをみつけ,卒業研修に取り組む.これ以降は,それぞれの研究課題別のゼミを行い密度の高い研究を行う.研究課題別のゼミは,それぞれの学部生を対象とするが,誰でも参加可能.通常関連するテーマを研究している大学院生も参加している.

現在行われている研究室ゼミや個人ゼミの例は,たとえば主なゼミ・研究課題などをご覧下さい.

博士前期・後期課程

週1回数時間程度の1対1のゼミと不定期な研究成果の発表のためのセミナーを補助としながら,各自独立して研究を行い,外部発表につながる研究成果を目指す.

関連する講義

プログラミング言語やデータベースの研究を行う上で,以下の内容は参考になります.

  • システムソフトウエア工学
  • 計算機ソフトウエア工学
  • コンパイラ
  • データベース
  • 数理論理学

教科書,参考書など.

たくさんありますが,研究室スタッフの執筆したものを挙げておきます.(これらも当然参考になるものです.)

  • 共立出版,プログラミング言語の基礎理論 情報数学講座9,(大堀),1997.
  • 共立出版,プログラミング言語 Standard ML 入門(大堀),2001年9月
  • 岩波書店,コンピュータサイエンス入門,「アルゴリズムとプログラミング言語」(大堀、西村、ガリグ)(まえがき,目次
  • サイエンス社,計算機システムの基礎,(大堀),2009年度中には刊行予定.「システムソフトウエア工学」の講義で使用予定.
  • 昭晃堂,コンパイラ,(大堀),20XX年(?)刊行予定,「コンパイラ」の講義で使用予定.